りんごや米だけじゃない!!
JAあづみの名産品“夏秋いちご”
夏秋いちごって??一般的ないちごと何が違うの??
JAあづみでは平成16年から夏秋いちごの栽培に取り組み、今では日本有数の産地となっています。
いちごには、「一季成性品種」と「四季成性品種」があり、冬から春に収穫時期を迎えるいちごは「一季成性品種」で、「夏秋いちご」は夏秋期(5月~11月)に収穫・出荷されます。
夏秋いちごの特徴は収穫期間だけではなく、酸味が強いことをご存知でしょうか??一般的ないちごは、寒い時期に時間をかけて着色するため色付きとともに甘味が増しますが、夏秋いちごは甘味を沢山蓄積する前に着色するため酸味が強くなります。
そのため、生食用よりは生クリームなどの甘いものと組み合わせた製菓に使用されることが多いです。いちごにはビタミンCや葉酸、キシリトールなどが含まれており嬉しい効果もありますので、夏バテ気味でもさっぱり食べられる夏秋いちごをぜひご賞味ください。
日本有数の産地 軽量作物で女性の作り手も
夏秋いちごは標高800m以上の冷涼な地帯が適地とされており、安曇野は標高が700m以下と適地条件とは異なりますが、北アルプスの冷たい地下水を利用するなど、この地域に適した栽培方法を確立したことにより栽培が可能となりました。
豊富な地下水を活用した培地の冷却技術の確立や品質の平準化、生産者や関係組織と連携した栽培上の課題解決により販売高は平成25年度に1億円、平29年度には3億円を突破し、日本有数の産地に成長しました。
また、高設ベンチを設置し栽培を行うことで管理作業の効率化を実現。軽量作物のため女性でも比較的簡単に農作業を行うことができます。JAあづみ管内でも多くの女性が夏秋いちごを栽培しています。
栽培されている夏秋いちごの品種
すずあかね
5月中旬~11月末
ホクサン株式会社:育成品種
サマーリリカル
5月中旬~11月末
長野県:育成品種