安曇野で農業を始めませんか?
太陽の光のもと汗を流して農産物を作る。自分の作った農産物を誰かが喜んで食べてくれる。そんな農業という職業に注目する人が増えています。
しかし、「農業を始めたいけど、誰に相談したらいいかわからない」、「どんな支援策があるのか」など、わからないことや不安なこともあるかと思います。
JAあづみでは、新規就農希望者が安心して飛び込める体制を行政機関などと連携し構築していますので、少しでも興味がある方はお問い合わせください。


北アルプスの恵み、安曇野の自然と実り
安曇野市は、北アルプスから流れ出る清流によって形成された美しい複合扇状地と肥沃な氾濫原が広がる地域です。特に、北アルプスの豊かな湧水を利用した農業が盛んで、りんごや米、いちご、玉ねぎなどが高品質で評価されています。四季折々の風景が楽しめる自然環境と、豊かな農産物が魅力の一つです。安曇野の景観と自然の恵みを大切にした農業が、訪れる人々に感動を与えます。
みずみずしい安曇野の自然の恵み
安曇野の農産物は、豊かな水源、冷涼な気候、長い日照時間、肥沃な土壌という恵まれた自然環境で育まれています。特に標高600mから700mの平坦な複合扇状地で栽培されるリンゴや果樹、お米が有名です。これらの作物は、甘みと酸味のバランスが絶妙で、全国的に高い評価を受けています。また、安曇野では野菜や花の栽培も盛んで、特に新鮮でみずみずしい野菜や美しい花々が市場に出回ります。
安曇野の農産物の紹介はこちら
支援・補助金情報
新規就農者の方には、様々な支援事業や助成金があります。
JAあづみにご相談いただければ、どんな支援があって、どのくらいの助成金が出るのか等ご提案できますので、まずはお気軽にご相談ください。
先輩からのメッセージ

立石 稔様
年齢 | 50歳 |
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出身地 | 長野県 |
前職 | 介護関係 |
就農年数 | 7年 |
品目 | りんご(4.3ha)、梨(1ha) |
研修場所 | 農業法人安曇野小倉果樹農産 |
志望動機
立石さんは昔から農業に魅力を感じており、いつか自分もやりたいと夢見ていました。そんな時、お父様が亡くなり、さらに以前勤めていた会社で一通りの職務をこなしたことがきっかけで、農業の世界に足を踏み入れる決意をしました。
就農してよかったこと
食は生きていくうえで必要不可欠なものでありながら、近年の社会問題の影響で農業は衰退傾向にあります。その中で、立石さんは農業を通じて食を守ることに誇りを持っています。また、育てた生産物についてお客様から直接「美味しい」と言ってもらえる瞬間が、何よりの喜びです。
苦労したこと
立石さんは農地の確保に苦労しました。就農してから2年間は研修先から分けてもらった農地以外増えず、他の地域から来た知らない人には土地を貸してもらえませんでした。そんな中、研修先から消毒の依頼を受けましたが、依頼先の圃場の草刈りができていない状況でした。立石さんは依頼を受けたわけではありませんが、草刈りも行い依頼主に感謝されました。これをきっかけに地域の方たちとの繋がりができ、人柄を知ってもらったことで、今では5haという規模にまで農地を拡大することができました。
メッセージ
「希望を持って農業の世界に踏み込んでください。地域の人々とのつながりを大切にし、共に『食』と『農』を守りましょう。地域の方々の助けがなければ、農業は成り立ちません。一緒に未来を築きましょう。」

小川 晃平・由紀様
年齢 | 32歳 |
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出身地 | 岐阜県 |
前職 | 印刷会社営業、OL |
就農年数 | 2年 |
品目 | りんご(1.5ha)、ぶどう(30a) |
研修場所 | 安曇野ファミリー農産、ぷてぃ・べるじぇ |
志望動機
小川さんご夫婦は、いつかは農業をやってみたいという憧れを持っていました。前職で農家の方々と関わる機会があり、その中で農家の方々が農業の魅力を語る姿に心を打たれました。それをきっかけに農業への想いが一層強まり、二人は共に農業の世界に飛び込みました。
就農してよかったこと
農業は、会社員とは異なり、努力した分だけ自分に返ってきます。手をかけた分だけ、おいしい作物ができて、その結果、消費者の笑顔に繋がります。二人で育てた作物が笑顔を生むこと、それがお二人のやりがいの一つです。
苦労したこと
研修とは異なり、農業ではすべての作業に自分自身が責任を持つことになります。そのため、研修中には気づけなかった多くのことに気づかされました。また、農業では地域の方々の助けが必要ですが、ゼロから関係を築くのは非常に大変でした。
メッセージ
「これから農業の世界に足を踏み入れたい方は研修内容や販売方法、独立後の農地やアフターフォローといった情報収集を十分に行うといいと思います。興味のある方はお近くのJAや農家の方に聞くのが効果的です。そして年齢・性別・家族構成問わず就農に関心を持っている方はぜひ挑戦してみてください」
お問い合わせ
営農経済事業部 担い手支援室
TEL:0263-72-2933
梓川地域営農センター
TEL:0263-78-3024
安曇野市農林部農政課
TEL:0263-71-2429
長野県松本農業農村支援センター
TEL:0263-40-1915