第59回通常総代会開催 宮澤清代表理事組合長が就任
▲宮澤清代表理事組合長が就任(5月31日)
安曇野市の安曇野スイス村サンモリッツで第59回通常総代会を開きました。書面出席を含めて460名の総代が出席。令和5年度事業報告や令和6年度事業計画、役員の選任など8つの議案を審議するとともに「食料安全保障の強化に向けた基本農政の確立と国民理解醸成にむけた緊急決議」を提案。全て原案通り可決しました。
開会に先立ち、千國茂組合長は「農業・JAは歴史的転換期にある。総代のみなさんとともにこの難局を乗り越えていきたい」とあいさつを述べました。
令和5年度は、春先の凍霜害や夏場の高温・干ばつなどの異常気象により、果樹を中心に結実不良が見られるなど出荷数量に甚大な影響を及ぼしたものの単価高により生産販売高は85億2055万円(前年対比3%増)となりました。開設から8年を迎えた大型農産物直売所「安曇野スイス村ハイジの里」の総売上額は初めて8億円を突破し、「農家所得の増大」に貢献したことを報告しました。
令和6年度は、10年後の目指す姿の実現に向けた「JAあづみ長期構想・2022-2024 3カ年計画」の総仕上げの年となることから、積極的な組合員との対話活動を通じ、主要事項である農業・組織・経営基盤づくりに組合員と一丸で取り組むことを確認しました。
役員の選任では、任期満了に伴い理事23人、監事5人を選任。31日、安曇野スイス村サンモリッツで理事会・監事会を開きました。JA運営の新体制が決定し、宮澤清代表理事組合長が就任した。
ほかの主な役員は以下の通り。任期は27年の総代会まで3年間。◎は新任。
▽専務理事=◎内田信一▽常務理事(営農経済担当)=◎相馬和揮衛▽常務理事(金融担当)=◎降籏功一▽代表監事=◎大向弘明▽常勤監事=◎河上芳正