▲米作りのポイントを解説する手塚係長

　営農経済事業部は、安曇野市堀金のＪＡファームみどりの店で「みどりの農業園芸講習会」を開きました。地域住民ら約１０人が参加し、米作りの基礎を学びました。

　同講習会は、新たな農業への挑戦と多様な担い手の確保を目的に初めて通年で企画。初心者向けのスタートコースと技術向上が目的のステップアップコースがあり、スタートコースの初回として「いまさら聞けない米作り一年生」を講義しました。講習会で紹介された資材も買うことができ、店舗のＰＲも兼ねています。

　堀金地域営農センターの手塚富康係長が講師を務め、米作りの作業工程や代かき、水管理などのポイントを説明。手塚係長は「苗づくりは収穫量に直結するが、初めての方には難しい。農協で売っている苗を使って作ってみることから始めていただければ」とアドバイスしました。ほかにも、代かきや肥料を撒くタイミング、収穫期などについても丁寧に伝えました。

　営農経済事業部資材課の中谷通昭課長は「受講者が農業に挑戦するきっかけになれば嬉しい」と話しました。

　受講料は材料費等が別途かかる場合を除き、各回２００円。スタートコースは令和７年２月１５日まで、ステップアップコースは５月１８日から令和７年３月２２日まで。約２か月ごとに各６回開催する予定です。