▲ロゴマーク＆キャッチコピーと樋口成子さん㊨

　２月２７日、安曇野市豊科で第５２回組合員代表者集会を開き、総代や農家組合、生産部会などの代表者約４２０人が出席。２０２４年度事業の実行方策について方向性を確認し、令和７年度に迎える創立６０周年記念ロゴマークとキャッチコピーを披露しました。

　ロゴマークとキャッチコピーは、組合員公募で令和５年６月から８月末にかけて募集し、ＪＡ役職員や組合員で構成する６０周年実行委員会で選出。ロゴマークの「０」の部分には、昭和５６年９月に制定した「あづみ農協章」を一体化させ、協同組合のシンボルである虹を組み合わせました。キャッチコピーは「大地と食と人をつないで６０年」。安曇野の農業と人々の暮らしを支えてきたＪＡの役割をわかりやすく表現。

　両作品ともに農家兼デザイナーの樋口成子さん（松本市梓川）のアイディアが採用され、同会で表彰しました。ロゴマークとキャッチコピーは職員の名刺やのぼり旗などに使用し、令和７年度までＰＲしていきます。

　樋口さんは「時代に即したキャッチコピーと言われたが、これからもそれが続くＪＡであって欲しい。農業者が生産を続けていけるように支援して欲しい」と期待を込めました。

　千國茂組合長は「今年度は３ヵ年計画の総仕上げの年。大地と食と人をつないで６０年に込められた想いを次代に繋げるため農業・組織・経営基盤づくりの３運動を進める」と強調しました。

　令和６年度事業実行方策では農業生産基盤づくりに向け①次世代総点検運動を通じた地域農業振興ビジョンの策定②直売所出荷による農業所得増大③農家の生産コスト低減に向けたオリジナル肥料の開発・改良④対話活動を基調とする組合員とのメンバーシップ強化など、それぞれの重点課題に取り組むことを確認しました。

　また、組織活動の指導者として、顕著な功績のあった２名を組織活動功績者として表彰。安田大樹さんと河崎義祐さんに千國茂組合長から表彰状と記念品が手渡され、これまでの功績を讃えました。