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営農メモ(そ菜)


1月は、春先の作型品目に合わせた播種作業が始まります。苗半作という言葉があるように、良質な農産物を栽培するには、播種・育苗期間~定植までの栽培管理がとても重要になります。

1月~2月上旬に播種がオススメのそ菜品目をご紹介します。 

■ レタス類
レタスには、結球する玉レタス、半結球するサラダナ、結球しないリーフレタス(赤色のサニーレタス)、サンチュなど、多数の品種があります。
どの品種も比較的冷涼な気候を好み、被覆資材を使用することで露地栽培が可能です。播種~育苗時は、十分な日当たりを確保しながら、高温では休眠する性質があるので換気には十分ご注意ください。夜間に水分が多いと徒長の原因になるため、散水は早朝行います。育苗日数は50~60日前後となります。本葉4〜5枚程度で、定植の適期となります。

生育期間の温度が高いと花芽形成となり、抽苔します。どのような土壌でもよく育ちますが、酸性が強い土壌を嫌うので、アルカリ性の資材を散布して土壌酸度を中和します。レタスの根は細かく、浅いので、乾燥や過湿にご注意ください。

■ ブロッコリー
春播種、初夏収穫の作型は、播種から生育初期にかけては低温期で、花蕾形成から収穫時期にかけては気温上昇期となります。ブロッコリーの生育特性上、栽培難度が高い作型になります。この作型では早生種から中生種が適していますが、早生種になるほど低温に敏感なため早期出蕾にご注意ください。
播種時期が低温期になるため、地温を確保することが重要です。電熱線等を利用し加温を行い、苗床の気温は日中20~25℃、夜間は10℃以上に管理し、発芽を促します。低温、低日照は芯止り発生の一因となるためご注意ください。育苗日数は40~50日前後となります。本葉3.5~4枚程度で定植の適期となります。

暖かい苗床から、急に気温の低い本圃に定植すると強いストレスを受けるため、活着の遅れや生育不良の原因となります。苗床では徐々に温度を下げ、定植の3日前位には外気にあて外の環境に馴らす作業を行うことをお勧めします。
大雪・大風等の自然災害に備えて農業用パイプハウスの補強・対策を講じてください。

詳しくは各地域営農センター又は、各地区担当指導員までお間い合わせください。

(堀金地域営農センター主任 保尊優一)

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