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16.06.18
[水稲]
今月は、水稲の分けつが旺盛になり有効茎数確保の重要な時期になります。茎が少ないと減収になりますし、多すぎると茎の充実が悪く倒伏しやすくなります。また粒が小粒になったり、くず米が多くなったりします。そこで中干しを実施し、茎数をコントロールしましょう。 中干し 6月に入ると急激に分けつが増します。コシヒカリで1株、18〜20本確保できたら中干しを始めます。《中干しの効果》 ?発根促進と稲体の健全化 …
16.06.18
梅雨時期を迎え降雨、曇天の日が多くなります。水はけの悪い圃場では、病気の発生や、湿害による根腐れ等、生育障害が発生しやすくなります。 [排水、湿害対策の徹底] 長雨や豪雨に備え、圃場に溝を掘り畝間に雨水がたまらないよう排水対策を整えましょう。圃場に水がたまると根の働きが悪くなり、生育の遅れや病気に対する抵抗力が低くなります。 また、マルチを張っていない圃場は、降雨による泥跳ねにより病原菌が作物に…
16.06.13
エダマメ [特徴・住みやすい環境]エダマメは大豆の未熟莢を収穫するもので、植物学的にはまったく同じ植物です。発芽適温は、25〜30℃と非常に高く、高温期の栽培に向くため、5月下旬から7月上旬位まで幅広いは種適期となります。生育適温も、20〜25℃で、昼夜の温度差がある方がより生育が良くなります。マメ科は一般に連作障害が出やすいですが、エダマメは、マメ科作物の中では連作に耐える方で、致命的な病害虫も…