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11.02.08
近年、イネミズゾウムシの被害についての問合せが多く寄せられます。生態としては、成虫が森林や畦畔で越冬し、田植え直後から水田へと移動します。成虫は葉をすじ状に食べ、2週間程度で産卵をします。ふ化した幼虫は根を食害するため初期の生育が抑制される場合があります。 ○苗箱施薬剤を必ず散布しましょう。 苗箱施薬剤を使うことで田植え後の初期害虫(イネミズゾウムシ、イネドロオイムシ、ニカメイチュウなど)やいも…
11.01.12
春、最初の品目はレタス類です。年末から播種が始まりました。露地作型では、今月が播種時期となります。レタス類には、結球性タイプのレタス(玉レタス)と非結球性タイプのレタス(リーフレタス)があります。リーフレタスは、玉レタスに比べて、変形、異常球などの品質低下の心配が少ない上、収穫までの期間も短いため前後作品目の取り入れもしやすいなどの特徴があります。新規就農者の方でも取り組みやすい品目ですので、初…
11.01.12
○キノコパエ対策 キノコバエの被害は、菌糸培養中の侵入に伴う食害(クロバネキノコバエ科)と、子実体への侵入による食害(キノコバエ科)があリます。発生源としては、施設外部からの侵入と室内での繁殖の2つがあリますが、施設内では殺虫剤等の使用ができませんので、外部カらの侵入防止と誘因、補殺による防除しか方法がありません。 一般には春先または晩秋に外部より侵入し培養室、生育室内での繁殖を繰り返します。施設…