端午の節句に合わせて、あんしんの里楡では菖蒲とヨモギを浮かべたお風呂を利用者のみなさんに楽しんでもらいました。菖蒲の葉を頭に巻いて無病息災願い、「いい香りだね」
「葉を揉むともっと香りがするだよ」湯あがり後も「体があったまっていいね」と会話も弾みます。
外出では、貞享義民館のパッチワーク展の見学に行き、手の込んだすばらしい作品を見て感動し、「すごいね。すごいね」と驚かれていました。 また、豊科近代美術館のバラ園の見学にも行ってきました。色とりどりのバラの花と香りに囲まれてお茶を飲み「バラが咲いた」の歌をみんなで歌い楽しいひと時を過ごせました。2番の歌を歌い始めると歌詞が「バラが散った〜〜♪」だったため、みんなで「そりゃ困るわ」とあわてて一番を2回歌うなどのハプニングもあったりして笑い声の絶えない見学となりました。
また、毎年恒例の味噌造りもボランティアの助けを借りて行い、一生懸命豆をつぶし、麹と混ぜておいしい味噌になるように「神だのみ」ならぬ「味噌頼み」をして桶に入れました。出来上がるのが楽しみです。
他には楡のワゴン車の運転手さんが、アルトリコーダーの演奏をしてくださり、職員のハーモニカとあわせて童謡をみんなで歌うことができました。どことなく懐かしい笛の澄んだ音色に耳を傾けました。いろいろな行事を通して利用者さんの笑顔がたくさん見られました。