1月からあんしんの里楡では、だるま作りに取り組んできました。
小さめの風船を膨らまして、小さく切った新聞紙をその周りに丁寧に貼り付け、さらに白い和紙を貼り付け乾かします。この段階では、恐竜の卵のようなものが楡の部屋にたくさん置かれなんだか不思議な光景でした。
その後、赤い絵具を刷毛や筆を使って塗りました。真剣な表情で集中して上手に塗っていく姿は、まさに職人技です。最後にだるまの顔を書いて完成です。
個性あふれるダルマの顔に「書いた人に似るって言うけど、どことなく似てるねぇ」「こりゃあ、おちょぼ口のダルマだわ」「ダルマのひげがこんなところに生えちゃった」などとそれぞれのダルマを見比べて笑いがこぼれます。
また、節分には、恒例の豆まきをしました。鬼に扮した職員めがけて、豆(甘納豆)を投げつけます。ひょうきんな鬼に「こんな鬼ならうちに来てもいいわ」との声も聞かれました。最後に鬼のパンツの歌に合わせて職員のダンスも披露されにぎやかな節分となりました。立春に合わせて作ったダルマも持ち帰りうれしそうな笑みがこぼれました。
楡にも「福の神」がきたことでしょう。