あんしんの里"楡"も8回目の正月を迎えました。
「今年も笑顔で楽しく過ごしましょう」と三三七の手拍子で1年が始まりました。近くの住吉神社に初詣に出掛け、元気よく「がらんがらん」と紅白の綱を引き、鈴を鳴らしながら「転びませんように」「元気でいますように」と1年の健康と幸せを祈願してきました。
若年萬物作りに合わせて、恒例のまゆ玉作りをしました。昔からの伝統行事で幼いころを思い出しながら農作物の豊作を願い、赤・白・黄・緑色に色付けした米粉を、まゆ玉や野菜、花、干支のうさぎなど様々な形を作り、柳の枝に付けました。柳の枝が色鮮やかにしなる姿に「立派にできたね」
「なつかしいな」「和紙に五穀豊穣と書いて大黒様に貼ったもんだ」と思い出話をしました。小枝に付けたまゆ玉は家に持ち帰りました。お茶の時に作りたてのまゆ玉を食べながら正月の遊びや三九郎の話に花が咲きました。