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あんしんの里“楡”

10.04.14

みんなでぬり絵に挑戦・・・

 楡の玄関に入ると、色鮮やがなぬり絵がところ狭しと飾られています。昔なつかしい風景や行事、季節の花の絵を利用者さんが自分で選び、好きな色を付けていきます。

 ぬり絵は今、高齢者の方にとても人気で、手や指を動かし見ながら塗るという行動は、脳の活性化になると注目をあびています。利用者さんは、午前中の入浴前後の時間を利用し、集中しながら楽しそうに行っています。同じ花でも塗る人の想像力で、ひとつとして同じものはありません。濃くはっきり塗る方、優しく薄く塗る方、オリジナルの模様をつける方など、それぞれの個性が生き活きと描かれています。何日もかけて塗り上げた作品は台紙に貼って飾ります。そしてみんなで鑑賞すると色々な話題が広がります。

 96歳のKさんは右手が不自由になってからぬり絵を始め、左手でクレヨンや色鉛筆を持ち、ぬり絵を紙ばさみで挟んで塗っています。今ではとても慣れて、細かいところまで色分けをしたり、筆圧も安定してきて上手に描けるようになりました。生活に張り合いと自信を感じる姿は、私たちにも感動を与えてくれます。

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