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松本だるま

春告げる玄蕃様祭り ― 「松本達磨」

”安曇野に春を告げる祭り”として知られている安曇野市豊科細萱の「玄蕃稲荷社初午祭」。その歴史は古く平安の武将、坂上田村麻呂が有明山の八面大王を討つ際、京都の伏見稲荷から守護神として分霊しこの地を祭ったと伝えられている。

この祭りの名物として忘れてはならないのが独特な”ひげ”を持つ「松本達磨」。起源は江戸末期で別名「縁起達磨」とも呼ばれ、当時から今日に至るまで五穀豊穣や商売繁盛を願う人たちに親しまれている。

一般的な上州達磨はひげを墨で複雑に書くのに対し、染料によって黒く染められた麻を切って付け立体的に表現しているのが特徴で、その形態は全国唯一。この”毛”には「もうけ」の意を含み、また、頬のひげはエクボにちなんで丸く、家内円満との願いが込められている。
戦前は海外にまで輸出された「松本達磨」だが、現在では極めて貴重な文化の一つだ。

松本だるま
  • 年間4000個作られている「松本達磨」。特徴の全てが縁起を担いでいる。

    年間4000個作られている「松本達磨」。特徴の全てが縁起を担いでいる。

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