いつまでも残し続けたい安曇野の象徴的風景 安曇野市穂高「万水川・蓼川合流地点」
“さんさんと降り注ぐ日差しのなか、ひんやりとした緑の木陰が豊かな水の流れに安らぎを感じさせる”―。
安曇野市穂高大王わさび農場わきを流れる「万水川」と「蓼川」の合流地点は、“水の里”安曇野の象徴と語らせるほどの風情がある。
1989年5月には映画監督故・黒澤明氏の作品「夢」第6話”水車のある村”のロケーションがここで行われ、あの黒澤氏が「夢」の舞台として、全国各地の中から選んだところだ。
水車小屋と豊かな川の流れとの絶妙なマッチングも魅力だが、四季折々の違った表現力は、訪れる人々を飽きさせることはない。足を運ぶたびに、何か”懐かしさ”を覚えるこんな風景をいつまでも残しつづけたいものである。
1年を通じて多くの観光客やカメラマンがこの地を訪れる。