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奉射祭(おびしゃ)

古代から続けられている市無形民俗文化財 ― 穂高神社「奉射祭」

安曇野市穂高の穂高神社で行われている「奉射祭」は、9月の例祭(御船祭)とともに、この神社の主祭典として知られている。

これは、古代からの神事として悪魔・悪霊の退散を祈念して行われているもので、矢の当たり具合でその年の天候を占う「年占」の性格も含まれている。神事は江戸時代まで1月17日としていたが、明治維新後は3月17日に改め、古くから午後3時から始められている。

神殿祭の儀のあと、弓矢神事に移り、宮司らがまず「神の矢」を東北(丑寅)の若宮社の方向に、次いで殿の矢を東南(辰己)の方向に向けて射る。つぎに向拝の中央正面真向かいの神楽殿の軒先に掲げた大的(直径1.6メートル)に向かって12本の鷹の羽の鏑矢を次々に回を重ねて射る。

それが終わると矢と大的は参拝に集まった人々によって奪い合いが行われ、家の神棚に供えたり間口に掛けて魔除けにしたりするという県内でも珍しい祭りのひとつとなっている。

奉射祭(おびしゃ)
  • 神楽殿の軒先に掲げた大的に向かって、12本の矢が次々と射られた。

    神楽殿の軒先に掲げた大的に向かって、12本の矢が次々と射られた。

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