安曇野市豊科の大型農産物直売所「安曇野スイス村ハイジの里」では15日までの4日間、毎年恒例の「お盆の市」を開きました。地場産の盆花やお供え用の果実などを販売しました。
駐車場の特設会場には、地元農家が栽培した小菊やアスター、トルコギキョウ、ユリなどの豊富な切り花が並びました。
期間中は約3100束の切り花を用意、1束170円からと手頃な価格で、開店と同時に主婦や家族連れが何束も買い求めていました。初日の12日は約2000束、前年対比68%増の47万円を売り上げました。
農家手取りの確保のため、凍霜害やひょう害を受けたリンゴ「夏明(なつあかり)」「シナノレッド」なども販売。来場者はスタッフに味の違いや今年の出来などを聞き、買い物カゴに入れていました。
切り花を購入した来場者は「種類の違う花瓶にお供えするため丈の長い盆花を探していた。友人の勧めで来てみたがピッタリの物が見つかった。質の高さや種類の多さに驚いた」と好評でした。