1月11日、NPO法人「JAあづみくらしの助け合いネットワークあんしん」の活動グループの一つで、搾油用にナタネやヒマワリを栽培する「菜の花プロジェクト安曇野」は、安曇野市と松本市の学校給食センター5カ所に手作りの食用油を贈りました。
安曇野市のあんしん事務所で贈呈式を開き、代表の細萱富子さんらが、各センター長に手渡しました。
地元の遊休農地などで栽培したナタネやヒマワリの種を原料にした食用油で、地元の子どもたちに食べてもらおうと、毎年、贈っています。
平成30年度は、菜種油23本(1本660ml)とひまわり油38本(1本280ml)を贈り、給食の調理用に使われる予定です。
安曇野市の中部学校給食センターの丸山仁一所長は「安全で安心な油なので、大切に使いたい。栄養士と話し合って、有効活用していきたい」と感謝していました。
細萱さんは「子どもたちが元気に過ごせるよう、心を込めて作った。添加物が入っていない本物の油の味を子どもたちに知ってもらえればうれしい」と話していました。
「JAあづみくらしの助け合いネットワークあんしん」は、JA管内の地域住民が会員登録をして農村の維持や福祉活動に取り組んでいます。食用油作りはその一環で、製造過程で出る油かすを肥料として畑に戻す循環型農業の実践にもつなげています。
菜種油は1本2,000円、ひまわり油は1本1,000円で販売してます。
ご注文・お問い合わせは、「JAあづみくらしの助け合いネットワークあんしん」電話0263-71-2828までお願いします。