1月10日、JA女性部役員は、安曇野市の南安曇農業高校で、同校の生物工学科微生物バイオテクノロジーコースの2年生から微生物について学びました。
女性部役員12人が研究部長の櫻井春菜子さんら生徒9人と一緒に、顕微鏡を使って微生物を観察しました。
先月上旬、女性部役員が同校を訪れ、野沢菜のしょうゆ漬けと、伝統野菜の「牧大根」のぬか漬け作りを生徒に教え、そのお礼に生徒が女性部役員を招きました。
女性部役員は、バイオテクノロジーコース担当の教員から微生物の特徴や人間生活との関わりなどを学んだ後、生徒に教わりながら、顕微鏡を使って酵母や池の水にいる微生物を観察しました。
50年ぶりに顕微鏡を使ったという副部長の伊藤正子さんは「懐かしく学生時代に戻った感じで学ぶことができた。生徒から分かりやすく教えてもらえたので、とても楽しかった」と喜んでいました。
生徒は「私たちが学んでいる微生物について、知ってもらえてよかった。女性部との交流は、とてもためになった」と笑顔を見せ、部長の酒井重子さんは「互い教え合うことは刺激になったので、この交流は今後も続けていきたい」と期待していました。