12月25日、安曇野市豊科の豊科東小学校で、しめ縄づくりが行われました。
同校で米作りを指導している増澤洋さんやJAあづみの堀内宏和理事らが講師となり、5年生36人がおちょこなどを作りました。
生徒は講師の作り方を見ながら、両手を使ってわらをよったり編んだりして、「ここの編み方を教えて」「僕の方が上手だよね」などと言いながら、和気あいあいと楽しく作っていました。
児童は「初めておちょこを作った。編み方を覚えるまでが大変だったけど、コツをつかめば楽しい」とうれしそうでした。
増澤さんは「地域行事で作る子供たちも少なくなり、既製品を買う家庭も増えたので、手作りのしめ縄で正月を迎える家庭は少なくなった。子どもたちが手作りの伝統文化を学べるように関わっていきたい」と話していました。