台風21号により被害を受けられた皆様に、心からお見舞い申し上げます。
今年最大クラスの台風21号の通過に伴う影響で、JAあづみ管内は4日の夕方から強い風と雨に見舞われ、安曇野市三郷で午後8時30分に21.9mの最大瞬間風速を観測しました。
各地区で収穫前のリンゴと梨の落果、スレ傷、打痕などの被害発生。特に梨「豊水」と「南水」の落果による被害が大きく、生産者は畑の片づけに追われていました。
千國茂組合長や役職員は、被害状況を確認するため管内を巡回。梨「豊水」と「南水」の約3割の果実が落ちた畑もありました。畑で作業をしていたリンゴの生産者は「強風だったので、何度も畑を見回った。落果したのは少なかったが、葉摘みをしてみないとスレ傷や打痕などの影響が見通せない」と心配していました。
営農経済事業部果実課は「より正確な被害状況の把握に努めるとともに、市場との選果規格会議を行い、市場と相談しながら梨やリンゴなどの被害果について対応していきたい」と話しました。