8月17日、JAあづみは管内産リンゴの主力、サンつがるの選果を始めました。
生育は例年より1週間ほど早く進み、食感もよく、糖度も乗ったリンゴに仕上がりました。
安曇野市三郷温のJA果実中央選果所に持ち込まれた2300ケース(1ケース10kg)は選果後、次々と県内や東京、関西の市場へ出荷されました。
今年は凍霜害や台風の被害はなかったが、高温・干ばつで日焼け果などが例年より多いです。
約18万8000ケース(1ケース10kg)の出荷を計画していますが、1割が影響を受けると見込んでいます。
出荷した生産者は「一部に果皮の日焼けが見られるが、色づきもよく、糖度や味は申し分ない」と期待していました。
サンつがるは、JA管内のリンゴ収穫量の3割弱を占めます。
JA営農経済事業部果実課の石曽根光徳課長代理が、40人の選果スタッフに大きさや色、傷の有無による見分け方を教えました。
石曽根課長代理は「ここ数日は昼夜の寒暖差が大きくなってきたので、色づきは期待できる。糖度が高く、食感もよいので、多くの方に味わってほしい」と話していました。
選果は8月末をピークに9月上旬まで続きます。
中生の「シナノスイート」は9月末、晩生のサンふじは11月から出荷が始まる予定です。