4月19日、JAあづみ管内で田植えが始まりました。
田植えをしたのは、安曇野市内の若手稲作生産者グループ安曇野.come(あづみのどっとこめ)。
メンバーの宮澤和芳さんの水田2ヘクタールに酒米「ひとごこち」を植えました。
安曇野.comeは、2007年に同市内の稲作後継者5人が、環境や人に優しく、安全で安心な、どこにも負けない美味しい安曇野の米を全国の消費者に食べてもらいたいとの思いで結成し、現在は20〜40代の8人で活動しています。
毎月1回メンバー同士の交流も兼ねて学習会を開き、栽培技術習得や研究に励んでいます。
この日は、メンバー5人が8列同時に植えられる農機に安曇野.come ののぼり旗を掲げ、常念山を背景に雲一つない青空の中、長さ15センチほどに育った苗を植えました。
宮澤さんは「植えた苗は霜に注意しながら、水管理をしっかりとしたい」と話し、「安曇野の素晴らしい景気に負けないくらい、おいしいお米を作って消費者に届けたい」と意気込みを述べました。
JA営農経済事業部米穀課によると、JA管内の生産者は約3200人で、面積は約2670ヘクタールとのことで、担当者は「4月上旬から暖かくなったので、管内の田植えのピークは5月12日頃になる。昨年は天候不順だったので、今年こそ天候に恵まれてほしい」と願っていました。