1月24日、JAあづみは安曇野市堀金の烏川育苗センターで、春の定植に向けた葉菜類の播種作業や育苗した苗を生産者に供給する作業をしました。
烏川育苗センターでは、育苗の共同化と高品質な苗の生産、供給で生産者のコスト負担を軽減しています。
JA管内の生産者21人から玉レタス3600本、サニーレタス5万5200本、グリーンリーフ2800本の合計6万1600本分の注文があり、3回に分けて播種作業をします。
営農指導員が育苗土を引き詰めた箱に約2万2000本分の種をまき、25メートルの温床線が14本並んだトンネル内で発芽するまで18度に保ちます。
発芽後は、しみないように4度で10日間育てた後、ビニールハウスの暖房機を使って温度管理しながら約20日育苗します。
この日は、12月下旬に播種し、本葉1.5枚から2枚程度まで成長した苗を生産者に1万本配布しました。
苗は生産者が鉢上げして管理し、2月下旬から圃場に定植します。
堀金地域営農センターの下田裕貴営農指導員は「生産者に喜ばれる良い苗を育苗したい」と話していました。
今後、アスパラガスやジュース用トマトなどの播種、育苗を行う予定です。