7月31日、松本市梓川梓のJA果実南部選果所でリンゴの極早生種「恋空」の出荷が始まり、JA産リンゴのシーズンが幕開けしました。熟度は良く、仕上がりは良好。初出荷の時期は例年並みです。
JA職員ら約7人が選果作業に当たり、大きさや色、傷の有無を確認しながら、コンベヤーにリンゴを載せていきました。選果機のセンサーで、熟度などを判定し、等級ごとに箱詰めし、初日は90ケース(1ケース5キロ)を選果し、県内や関西、東京の市場に出荷しました。
今年は春先から高温、干ばつ傾向でしたが、7月から雨が適度に降り、夜温が下がったため、着色が良く、夏に合う爽やかな酸味に仕上がりました。
梓川地域営農センターの槫沼友和係長は「ひょう害果もあるが、順調に生育している。これから続く品種も期待ができそうだ」と話していました。
選果は8月6日まで。7日から「シナノレッド」と「夏明(なつあかり)」が始まり、主力のサンつがるは、18日から始まる予定です。