JAあづみは、地元産のリンゴの果汁を使ったペットボトル緑茶飲料「りんご茶」をハラダ製茶と共同で開発し、販売を始めました。
JAオリジナル商品で、ハラダ製茶によると果汁を使った緑茶飲料は珍しいとのことです。
ペットボトル茶を通じて、特産のリンゴのPRと消費拡大を図るのが狙いです。
「りんご茶」は、国産茶葉100%の緑茶に安曇野産リンゴの「サンふじ」の果汁を1%ブレンドしました。
口に含むとリンゴの甘味と香りが広がり、後から緑茶の渋味が引き立ち、さっぱりと飲みやすく仕上げた。
パッケージには、北アルプスを背景にリンゴ園のイラストをあしらってあります。
果実の風味をほのかに付けた「フレーバーウォーター」の人気が定着する中、ハラダ製茶が「JAの特産農産物とお茶のコラボ商品ができないか」と提案。「シナノスイート」や「サンつがる」など、さまざまな種類のリンゴで試作を重ね、約1年かけて開発しました。
JA営農経済事業部生活課の職員は「これまで安曇野産米を使った日本酒や大豆を使った味噌などを開発・販売しているが、子どもからお年寄りまで手軽に利用できる商品は初めて。多くの人に飲んでほしい」とアピールしていました。
1本500mlで、価格は税込129円。限定2000ケース(1ケース24本入り・税込2200円)を製造しました。
安曇野市豊科にあるJA農産物直売所「安曇野スイス村ハイジの里」や同市堀金のコンビニ「ファミリーマートJAあづみ烏川店」で販売しています。
JA生活課では実費で地方発送も受け付けています。
お問い合わせは生活課、電話0263(72)5129まで。