5月8日、三重県伊勢市の伊勢神宮に献納するリンゴを育てている安曇野市三郷小倉の御料圃(ごりょうほ)で、豊作を願う伝統の「りんご祭り」が開かれました。地域の生産者やJA関係者ら約50人が参列し、リンゴの白い花が舞う中で神事が行われました。
木の下に祭壇を設け、伊勢神宮と、安曇野市の穂高神社から神職5人が祝詞をあげ、参列者が玉串をささげました。
地元の果樹農家でつくる神宮御料りんご奉賛会とJAあづみりんご部会小倉支部の主催で、毎年この日に神事を行います。奉賛会は、天皇誕生日を祝う12月の天長祭と、豊作祈願をする2月の祈念祭に、それぞれ40キロのリンゴを伊勢神宮に納めています。