安曇野市豊科のJAあづみ大型農産物直売所「安曇野スイス村ハイジの里」の食育ルームで開いている「あづみのキッチン親子料理教室」が大人気です。
12月4日と18日に開いた「第2回親子料理教室」は、親子でクリスマス料理を作る企画が喜ばれ、定員オーバーするほどの申込があり、回数を増やしました。来年2月に開かれる第3回も回数を増やして対応します。
12月4日の「第2回親子料理教室」は、JA管内外の親子40人が午前と午後の部に参加して、クリスマス料理に挑戦しました。
安曇野市三郷で料理教室「おひさまキッチン」を主宰する後藤和美さんを講師に、参加者は直売所に並ぶ地元産のタマネギやひき肉、卵、米粉などを使って「ミートボールのトマト煮」と「ブッシュドノエル」を作りました。
「ブッシュドノエル」は、焼き上がった米粉のスポンジにチョコクリームを塗ってサランラップに載せて巻き、冷蔵庫で冷やしました。切り株にするため片側を斜めに切って載せて、チョコクリームを全体に塗ってフォークで表面に模様をつけて完成させました。
参加した母親は「子どもと一緒に料理をする機会が少ないので参加してよかった。次回は友だちを誘って参加したい」と喜んでいました。
事務局を担当するJA総務開発事業部総務課の竹内祥恵さんは「料理教室で、食に対する知識や興味を持ってもらえればうれしい。季節のイベントに合った料理が喜ばれるので、来年度も楽しく料理ができる機会を増やしていきたい」と話していました。
「あづみのキッチン」は共働きや核家族化により、子どもが家庭で料理を覚える機会が減っている中、次世代を担う子どもたちに食と農の大切さや、安曇野ならではの伝統食や旬の味を伝える内容となっています。
第3回はバレンタイン企画で「チョコムース」と「米粉とリンゴのしっとりケーキ」作りを予定しています。(第3回の申し込みは終了しました)