8月3日、松本市梓川のJAあづみ果実南部選果所で、リンゴ早生種「シナノレッド」と「夏明」の出荷が始まりました。
初日は、農家が持ち込んだ「シナノレッド」500ケース(1ケース10キロ)と「夏明」600ケース(1ケース5キロ)を選果しました。
例年より5日早いですが、熟度は良いです。
出荷は盆前をピークに20日まで続き、「シナノレッド」は1万4000ケース、「夏明」は2000ケースを見込んでいます。
目ぞろい会では、JA果実課の石曽根係長が約30人のスタッフに大きさや色、傷の有無による見分け方を教えました。
選果機械のセンサーで、熟度などを判定し、等級ごとに箱詰めし、東京や大阪の市場を中心に九州地方などに出荷します。
石曽根係長は「順調に生育している。天候が良かったので糖度は期待できそうだ」と話していました。
主力品種では「つがる」の出荷が18日から始まり、「シナノスイート」は10月、「ふじ」は11月となります。