安曇野市豊科光の光城山(912m)で、登山道の桜並木が見頃を迎えました。
光城山の登山道には、大正時代に植えた約1500本の桜「ソメイヨシノ」が、麓から山頂まで咲き上がり、その光景が「昇り竜」にたとえられる名所となっています。
普段は頂上付近まで車で登ることもできるため、徒歩で登る人は多くはありませんが、桜の季節には花見も兼ねて家族連れなどが約1時間のハイキングを楽しみます。
昇り竜は、5月のGWまで見ることができ、山頂付近からは北アルプス、眼下には安曇野平が一望できます。
昨年は鳥や動物の食害、老木などの影響で花が少なく、昇り竜が現れませんでした。
来年度に市制10年となる安曇野市は、4月28日に光城山を守る「光城山1000人SAKURAプロジェクト」を設立し、市民に呼びかけて桜の植樹を行う予定です。