当JAは9月11日、安曇野市穂高柏原の北部低温農業倉庫で2013年産の新米の初検査をしました。
市内の農家20戸から「コシヒカリ」や「あきたこまち」など3000袋(1袋30キログラム)が運び込まれ、全量が1等の評価を受けた。
当JAでは13,200トンの集荷を目指し、検査は10月上旬まで続きます。
農産物検査員の資格を持つ米穀課の手塚文教指導員ら3人の検査員が、農家ごとにまとめた米袋の山から玄米を少しずつ抜き取り黒い皿の上で胴割れや乳白の有無、カメムシによる斑点米の状況などを確認しました。また、水分量も専用検査器で計測しました。
形が整っているかを示す「整粒歩合」は、平均約80%と1等米の基準値である70%をクリアしており、検査員は次々と袋に「1等」を示す印を押していきました。
今年は猛暑の影響で生育が早く、例年より1週間ほど早い初検査となりました。高温障害が懸念されるものの、豊作が見込まれています。
手塚検査員は「農家の努力もあって整粒の割合は昨年よりも多いと感じる。おいしい安曇野産米を家庭に届けられるように、しっかりと検査していきたい」と話していました。