8月27日、松本市梓川地区のJAあづみりんご部会長、小松定光さんのリンゴ畑でNHKが情報番組「あさイチ」の収録を行いました。
併せて、JA果実南部選果所も訪れ、「つがる」の集荷や、選果員が傷の有無を調べて等級分けする出荷作業も取材し、8月30日放送の「今秋注目の食べ物特集」コーナーで紹介されました。
小松部会長は、50アールの畑で早生種リンゴ「つがる」や晩生種「ふじ」などを栽培しています。
取材で訪れた山田大樹アナウンサーに、日差しが強いため、リンゴの日焼け防止に寒冷紗しゃを掛けていることや、赤くきれいに色づくように1個ずつ玉回ししていることなど、おいしさを追求するための栽培管理について説明しました。
山田アナウンサーから「最近、リンゴが甘くなっているとよく聞きますが、温暖化の影響もありますか」との質問に、小松部会長は「つがるは、ふじと違って、通常は蜜が入らないが、入るようになってきた。品種に合った天候になってほしい」と、猛暑が続いていることを心配していました。
今年の出来について、果実課の石曽根光徳係長は「凍霜害とひょう害のダブルパンチを受けたが、農家の努力で、おいしいリンゴができた。食べてもらうことで、おいしさを知ってほしい」と話していました。