自民党の務台俊介衆院議員は5月2日、4月に発生した農産物の凍霜害の状況を視察するため、当JA管内のリンゴと梨の園地を訪れました。
安曇野市三郷温のリンゴ園と同市三郷小倉の梨園を視察し、営農指導員から被害状況について説明を受けました。
りんご部会の小松定光部会長は「生活補填(ほてん)される対策などがあれば早急に対応していただきたい」と要望し、梨部会の塚田豊久部会長は「被害にあった樹勢の管理や結実確保となる技術的な面のサポートもお願いしたい」と訴えました。
被害状況を確認後、小倉支所で千國茂組合長が務台議員に、被災農家への支援対策や果樹共済金の年内支払いなどを求める要望書を渡しました。
千國組合長は「被災農家に与える影響は極めて大きいため、農業経営継続のためにも万全の対策を講じてほしい」と強く要望しました。
務台議員は「農水省をはじめとした関係方面に支援要請を強く働き掛けていきたい」と述べました。
また、5月6日には自民党の若林健太参院議員も視察に訪れ、当JAは要望書を渡し、被害農家への支援要請などを強く要望しました。
当JA管内では、4月に凍霜害が6回発生したため、過去に例がないほどの被害となりました。
開花期を迎えた果樹や出穂時期の麦類、出荷が始まったアスパラガスなどを中心に甚大な被害となり、被害面積は1205ヘクタール、6億6000万円を超す被害額を見込んでいます。