梓川中学校は8月17日、農業体験学習授業の一環として同地区の畑で加工用トマトの収穫作業を行いました。
作業を通じて地元農業への理解を深める目的で、トマトの収穫は初めて行いました。
管内の加工用トマトの栽培面積は約38ヘクタールで、梓川地区ではその4割以上を占めて最も多いです。
今回の取組は当JAが学校側へ提案し、農家の丸山忠良さんから学校近くの約30アールの畑の提供を受け行いました。
全校生徒約350名が、営農指導員から収穫するトマトの見分け方などを教わり作業をしました。
真夏の陽射しが降り注ぐ暑い中、首から提げたタオルで汗を拭いながら真っ赤に色づいたトマトを丁寧にもぎ取り、たくさんのトマトが入ったケースを次々にトラックへ積み込みました。
生徒たちは、2時間の作業で約400ケース(1ケース22.5キロ)のトマトを収穫し、作業に対して圃場主から支援金が送られ、生徒会費用等の資金として充てられました。
作業をした3年生は「初めての取り組みだったが、地域に貢献できて良かった。後輩たちには、来年以降も続けてもらいたい」と話しました。