豊科高家で23日、早くも稲刈りが始まりました。大規模水稲農業を営んでいる宮沢幸さんが、大型コンバインを運転し黄金色に実った稲を次々と刈り取り、同地区約15アールの圃場で栽培された極(ごく)早生種の「きらりん」を収穫しました。
宮澤さんは今年4月の田植えに続き、稲刈りも県内トップとなりました。稲刈り作業は、受託分も含めて40ヘクタールあり10月まで続きます。
宮澤さんは「安曇野産のおいしい新米をいち早く消費者に食べてもらいたいと思っている」と話していました。
米穀課によると今年の稲の生育は、梅雨明け後に好天が続いたため良好で、現在の生育は例年より5日程度早いです。管内で栽培されている主力品種の「コシヒカリ」の稲刈りは、9月10日ころから始まる見込みです。