10.07.13
摘果作業もいよいよ終盤となり、最終的に残す果実を決める時期となりました。今月は、果実の着果量を適正にするための見直し摘果が重点作業となります。●りんご 仕上げ摘果が終わっていない園では、早急に仕上げ摘果を行いましょう。今月は花芽分化にとって重要な月です。樹勢に見合った着果量とするためにも、二巡り、三巡りと見直しをして、整形で障害の無い果実を残しましょう。●なし 全品種とも小玉、変形、障害果を減ら…
10.06.10
良品・大玉生産に向けての管理 [果樹]
品質の良い果実を生産・収穫する為の『仕上げ摘果』作業を行って下さい。果形の良い果実や肥大の良い果実を残し、障害果や肥大に劣る果実を摘果し、着果量の調整を行いましょう。大玉生産や、翌年の花芽充実にも影響を与える重要な作業です。 加えて徒長枝の管理も平行して行って下さい。◎各品目の仕上げ摘果作業終了目安○りんご……7月上旬まで(満開後60日以内)○な し……補正摘果と合せ7月上旬までに○も も……6…
10.05.13
予備摘果・大玉生産に向けての管理 [果樹]
落花期が過ぎると予備摘果の時期に入ります。予備摘果は大玉高品質生産のためだけではなく、来年度の花芽形成にまで影響を与える重要な作業です。不安定な気候が続き、春先より結実不良が心配される品目もありますが、結実した果実を出来るだけ良いものにする為に確実に作業を行って下さい。 また、病害虫防除についても大切な時期となります。使用基準、使用方法を守り適期防除に努めて下さい。「今月の主な作業」…
10.04.08
開花前後の作業と管理 [果樹]
暖冬の影響で、平年に比べて生育が進んでいますので、各作業及び管理が遅れないようにして下さい。多くの品目はこの時期、発芽から開花にかけて昨年の貯蔵養分を消費して生育します。限りある養分を効率よく配分できるように「摘蕾・花摘劭」等を行っていただくと同時に、十分な結実を確保するため必要に応じて「人工授粉」を行い、また「防除」も遅れない様に実施して下さい。「今月の主な作業」〇りんご剪定の見直しと誘引作業を…