17.11.15
収穫作業も終了し、今年1年の水稲栽培を振り返り、次年度への課題や対策を考えましょう。本年の生育状況について 田植え後、6月の気温が低温で推移したため、昨年より5日程度遅れている状況でしたが、梅雨明け以降は高温干ばつ傾向となり、コシヒカリの平均的な出穂期は8月2日で平年並みでした。今年も盆明け以降が高温傾向であり、成熟期が2日程度早い状況となりました。 9月初旬から収穫作業が始まり、降雨も少なくスム…
17.10.17
来年度へ向けての圃場管理について 土づくり 稲はケイ酸を多く必要とする作物です。土壌改良材で補うようにしましょう。 推奨土壌改良材 「土想神」または、「農力アップ」どちらも10a当り100kg(5袋)散布 雑草対策 本年度、ヒエや雑草稲が出た圃場は、秋耕しはしないで、冬の寒さで種を枯死させましょう。可能ならば稲わらと合わせて焼いて下さい。(焼く場合は、周辺住宅や風向きに十分注意して下さい。) …
17.09.17
適期刈り取りをお願いします 本年は高温傾向により出穂時期が早まり収穫時期も早くなりそうです。収穫作業が遅れないように機械の点検、清掃等収穫準備を早めに行いましょう。1、落水時期 早期落水は胴割れ米の発生など品質低下を招きます。土壌や圃場条件により若干異なりますが、出穂後30日〜40日頃が目安です。落水後も高温が続いていたり、田面が乾きすぎる場合は走り水を行い、根の老化…
17.08.17
いよいよ出穂の時期となりました。これからの水管理と病害虫防除で、収量や品質に大きく影響がでます。 特に『いもち病』による減収や品質低下、『カメムシ』による斑点米での等級落ちや高温による胴割れ米等が心配されます。 高品質米の生産に向けて、次の点に注意して今後の管理を行いましょう。 出穂始め・・・圃場内で初めて穂を確認した日 出穂期・・・・全茎数の40〜50%出穂した日 病害虫防除所よ…