14.11.15
11月に入り秋耕しをする時期になりました。来年度の栽培が成功するように、今のうちから準備をしましょう。 ○品質 本年は台風11号による強風が出穂期と重なり管内全域で白穂・褐変籾・穂いもちが大発生しました。また、8月下旬から9月中旬まで低温・日照不足となり、未熟粒の発生が多く見られ品質・収量低下の原因になりました。 ○雑草イネ あづみ管内全域で雑草イネが増加しています。異品種混入に…
14.10.15
来年度へ向けての圃場管理について [水稲]
「土づくり」稲はケイ酸を多く必要とする植物です。土壌改良材で補うようにしましょう。良質米、高品質米の生産に役立ちます。 推奨土壌改良材「土想神」又は「農力アップ」どちらも10a当り100?(5袋)散布 「雑草対策」本年度、ヒ工や雑草稲が出た圃場は、秋耕しはしないで、冬の寒さで種を枯死させましょう。可能ならば稲わらと合わせて焼いて下さい。(焼く場合は、周辺住宅や風向きに十分注意して下さい) 雑草稲対…
14.09.15
本年は高温により出穂期が早まり、収穫時期も早くなりそうです。作業が遅れないように早めに機械の点検、準備を行い、次の点に注意して良質米生産に繋げましょう。 1、落水時期 落水が早すぎると胴割れ米の発生など収量・品質が低下しますので、適期落水を行いましょう。 落水の目安としては出穂後35〜40日となりますが、土壌や圃場条件、天候などを考慮して決めましょう。落水後、高温が続き、田面が乾きすぎる場合は…
14.08.14
今月は出穂時期となります。今後の病害虫や生育不良は、収量や品質に大きく影響します。特に、いもち病による減収や品質低下、カメムシによる斑点米での 等級落ち、高温や過乾燥等による胴割れが心配されますので以下の点に注意しましょう。 ○いもち防除 出穂後、雨が多かったり、夕立が多いなど天候が不順な場合は「いもち病」の心配があります。予防防除が基本となりますので昨年発生した圃場は特に注意し、被害を最小限…