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23.02.21

果樹

※1 ふらん病は幹や枝に発生するため見落としに注意する

※2穿孔細菌病は果実や枝、葉にも感染する

剪定の見直しと発芽前管理
 
 3月を迎え、いよいよ樹が活動し始める時期となってきました。冬作業の見直しを進めて、春の芽吹きに備えていきましょう。
 この冬は寒暖の差が大きいので、今後の生育に注意して適期防除に努めましょう。

今月の主な作業
1.整枝剪定の見直し
 発芽以降に芽に十分な日光を当たるよう、枝の配置を見直しましょう。剪定作業が遅れている方は、ペースを上げて発芽前までには作業が終了するよう進めてください。特にブドウは春の水あげが早い果樹ですので、早めに実施して下さい。

2.主な病気について 
 この時期は葉が無い為幹や枝を細かく観察できます。リンゴのふらん病※1はこの時期に見つけて治療しておきましょう。削りカスや剪除した病枝は焼却処分して下さい。
 桃の穿孔細菌病※2については枝や葉、果実にも感染します。部分的に黒く変色し乾いたような枝があれば、しっかり切除して焼却処分しておきましょう。

3.苗木の定植作業
 3月から果樹苗木の定植時期に入ります。輸送中に根が乾くことも多いので、お手元に苗木が届いたら根を水に浸し、凍らないよう注意して1日以上水を吸わせてから定植しましょう。定植した後もしっかりと水をやり、根と土を密着させて下さい。

 詳しくは各地域営農センター果樹指導員までお問い合わせ下さい。
                
                       (梓川地域営農センター 百瀬理人)

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