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22.05.25

果樹

果実品質を決めていくための重要な作業時期です
 今月は、より良い果実を選び着果量の調整をしていくための「仕上げ摘果」の作業時期となります。本年は凍霜害の影響も少なく全体的に着果量が多いため、摘果作業の遅れから小玉傾向にならないようにしましょう。

りんご
 5月から行っている予備摘果を早期に終わらせ仕上げ摘果に移りましょう。仕上げ摘果作業は7月上旬(満開後60日)を目途に終わるように計画的に進めてください。
樹勢を見ながら日当たり等を考慮し障害果や生育不良果を摘果してください。
                    
                               
 補正摘果を行いながら7月上旬までに仕上げ摘果が終わるように作業を進めてください。

 仕上げ摘果は6月中旬(満開後50日)までに終わるように作業を進めてください。着果量を急激に減らすと核割れの原因となるため摘果は数回に分けて実施してください。穿孔細菌病の春型枝病斑のせん除を引き続き行ってください。

ぶどう
 結果母枝や結果枝の誘引を行い、開花直前から満開期前までに房作りを実施してください。ジべレリン処理は適期を逃さないように実施してください。実止まり確定後、摘房・摘粒作業を実施してください。 

プルーン
 6月中旬(満開後50日)から仕上げ摘果を実施し、7月上旬までに終了するように作業を進めてください。

その他
 防除を行うときは、他の作物、通行人、車などに飛散しないよう注意してください。また、防除後には、必ず散布内容を防除日誌へ記入するよう心掛けましょう。
詳しくは、各地域営農センター果樹指導員までお問い合わせください。

(梓川地域営農センター 増田 耕平)

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