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営農情報

22.05.25

そ菜

 梅雨の時期を迎え、降雨や曇天の日が多くなります。水はけの悪い圃場では、病気や湿害により、生育障害が発生しやすくなりますので、圃場の管理には注意をしましょう。

◎排水・湿害対策
 長雨や豪雨の被害に備え、圃場に溝を掘り排水対策をしましょう。
圃場に雨水が溜まると根の働きが悪くなり、生育障害や病気に対する耐性も低くなります。障害を受けた作物には、液肥を散布し、回復を促します。
 
 また、マルチ等をしていない圃場は、降雨による泥の付着により病原菌が作物に付きやすく、多湿条件で増殖することで、病気が発生しやすくなります。被害を防ぐためにも、できるだけマルチや敷きわらを行い、泥はねを防ぎましょう。

◎薬剤防除
 病気を発生させないために、予防防除に努めることが大切です。梅雨時期であり適期を逃しがちになります。晴れ間を見つけ、早めに予防防除を行って下さい。
 また、作物をよく観察し、病気の早期発見が必要です。発見次第、防除を心掛けましょう。

◎アスパラガス立茎・管理
 「先端が開きやすくなり、細い茎が多くなった時」や、「1日の収穫量が最高収穫時の3割以下まで低下した時」を立茎の目安にして下さい。
 立茎管理は、一株に5〜7本立茎し、株の様子を見ながらL級サイズの健全な茎を立てましょう。立茎後も弱小茎、垂れ枝などを整理し、風通しを良くしましょう。風通しがいいと、湿気が籠りにくくなり、病害発生の予防につながります。

詳しくは、各地域営農センターにご相談下さい。
 
(穂高地域営農センター 松橋みつき)

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