・雑草イネの発生確認田の作業は最後にしましょう。
・発生田は秋起こしをしないようにしましょう。
・除草剤による雑草イネ対策体系を行いましょう。
ライスセンターやカントリーエレベーターは共同乾燥の施設です。対策を必ず行ってください。
※雑草イネの混入が認められた出荷物に関しては異品種混入となり、銘柄がつかずに販売価格の下落に繋がります。まずは発生圃場の根絶に努めましょう。
雑草対策
除草剤が上手く効かなかった場合、散布のタイミングや水持ちにあった剤系・代掻き・散布後の水管理等様々な要因があります。また、雑草の種類によって除草剤の効果に差がありますので、雑草に応じた除草体系をとりましょう。
どのような雑草があったのかを把握し、発生密度の少ないうちに対策をしましょう。
病害虫対策
・いもち病
今年は発生の条件が揃った年でした。本年度発生の確認された圃場では来年度必ず予防防除を行いましょう。いもちの病原菌は圃場に残ります。
・紋枯病
倒伏圃場について、肥料過多・中干しの不足・下位節間の伸長等の原因の他に懸念されるのが紋枯病です。毎年減肥しても倒れてしまうといった場合は、紋枯病の可能性があります。
・カメムシ被害
今年は早生品種に限らず、カメムシ被害の非常に多い年でした。カメムシによる 斑点米被害は等級落ちとなり、減収に繋がりますので特に防除の徹底をお願いします。
栽培についてのご相談等ございましたら、各地区指導員にお問い合わせください。