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20.09.29

花き

菊の母株の伏せ込み準備の時期です

 来年の菊の生産を左右する、母株伏せ込み準備の時期になりました。生産性と品質向上のために、次の点に注意して伏せ込みをして下さい。本年度は7月の長雨の影響により、白さび病が多く発生しております。母株の選抜にはより注意をお願い致します。


母株の選抜

 菊は栄養繁殖で苗を増やす作物です。そのため長年の挿し芽の繰り返しにより、品種特性の劣化が発生し、品質が揃わなくなります。採花の前に、品種本来の特徴を備えた優良株を選択し、母株として使用して下さい。

 また、病害虫に侵されていないことも重要です。ウイルス病や白さび病の発生した株を親株として使用しないよう注意して下さい。


母株の養成

採花終了後に、地際から1015冂度のところで台刈りし、追肥(窒素成分で1a当たり300g)を株元に施用します。側枝の伸長が見られたら10冂度の土寄せを行います。ウイルス病を媒介するアブラムシや、白さび病の予防のため薬剤散布防除を行って下さい。


伏せ込み床

 排水と日当たりがよく、冬期間も潅水できるパイプハウスを使用します。土壌病害が心配される場合は、土壌消毒を行って下さい。

 完熟堆肥を1a当たり0.3t、肥料は窒素・リン酸・加里を成分で、各1a当たり2堋度施用します。

 母株の掘り取りは、株が十分な低温を受けた10月下旬から11月末までに行って下さい。


株を直接伏せ込む場合

冬至芽が少ない品種については、親株を直接伏せ込みます。親株は地上部を短く刈り込み、展開葉(緑色の部分)はすべて除去を行って下さい。母株堀上時にさび病が発生していても、しっかり除去をすれば、育苗床での発生は抑えられます。掘り上げた株は幾つかに分割し老化をした部分を取り除き、浅植えとして下さい。覆土は2cm位が目安となります。 

 小菊は海外からの輸入がなく、お盆やお彼岸には必ず使用されており、大変需要の多い品目です。露地栽培ですので、水田の減反などで栽培できます。

8月小菊の作付けが非常に少ない為、市場への供給が足りない状況となっております。小菊の栽培をご希望される方は、各地域営農センターまたは、営農事業部農産課までお問い合わせ下さい。

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