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20.09.08

水稲

 本年は梅雨時期の日照不足と低温により生育の遅れが心配されましたが、概ね平年並みで推移しており、梅雨明けの猛暑により収穫時期については、やや早くなりそうです。適期刈り取りをお願いするとともに、収穫作業が遅れないよう、機械の点検や清掃等収穫準備を早めに行いましょう。

1、落水時期

 早期落水は胴割れ米の発生など品質低下を招きます。土壌や圃場条件により若干異なりますが、出穂後30日〜40日頃が目安です。落水後も高温が続いたり、田面が乾きすぎたりする場合は走り水を行いましょう。

2、適期収穫
 刈り遅れは品質低下を招きます。収穫適期の判定は帯緑色籾歩合と積算温度により判定しましょう。

 コシヒカリでは帯緑色籾歩合が10%になったら収穫を始めます。積算温度では900〜1000が適期刈り取り時期となります。

※帯緑色籾歩合とは
 緑色の籾が1穂内に占める割合のことで帯緑色籾歩合が10%(1穂の籾数は概ね100粒として帯緑色籾(緑の籾)が10粒位)になったら刈り取りを始め、%になるまでに収穫を終えましょう。

積算温度について

各地区に温度計を設置しています。今月訪問日に同封の『稲作だより』に各地区一覧が載せてありますのでご覧下さい。詳しくは各地区営農指導員までお問い合わせ下さい。

3、乾燥調製
 水分ムラ、胴割れ、異種穀粒、異物、異品種の混入に注意しましょう。

ムレ米の発生

刈り取った生籾は速やかに乾燥機に入れ、通風します。気温の高い時に刈り取りした籾は穀温も高くムレやすいので、長時間放置しないようにしましょう。

乾燥時の胴割れ
急激な乾燥作業は、胴割れ米の原因となりますので、3〜4時間程度常温通風してから乾燥作業に入りましょう。

水分ムラ・水分変動
こまめに水分をチェックして、籾が常温になってから水分測定をしましょう。

乾燥機の循環不良

高水分籾、ワラくず等ごみの多い籾を乾燥する場合、循環不良を起こす場合がありますので注意して下さい。

 

※収穫時期で何かと多忙な時期となります。些細な不注意や無理が重大な事故につながりかねない為、安全作業を心がけて事前の機械整備・点検を十分に行いましょう。

 

                                                  (豊科地域営農センター 飯沼明日香)

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