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営農情報

17.09.17

きのこ

1、えのきたけIQ−2の管理

 今年度についても、IQ−2の栽培に在ります。IQ−2の特徴として、G6よりも乾きに弱い、傘ができにくい、抑制が効きやすい、色がつきやすいなどがあります。
注意して生育していただきたいのが、きのこを乾かさないことがポイントとなります。特に芽出しの初期の段階で乾かさないことが重要になります。加えて換気をしっかり行い酸欠状能にしないことも大事です。加湿器のメンテナンスと合ねせ、各機器の点検、調整を行って下さい。
 また、IQ−2は菌床剥離が多く、大きな課題となっています。対策としては、菌かき後、原基形成直前(4〜6日)に光照射をしましょう。菌床面が乾燥しにくいLEDの使用をお願いします。

2、ぶなしめじの栽培管理について

 夏の高温期を中心として収量低下、きのこの品質劣化が大きな問題となっています。
生育の加湿過多による子実体の軟化、クーラー風による乾きで傘形成が悪くなるなど不適切な苗管理が原因です。笛官理ポイントとして、加湿器のメンテナンスをお願いします。また、栽培室全体の空気を循環されるような状態を作りましょう。クーラー風では届かない位置を補うように撹拌扇を配置し、温度ムラの解消をしましょう。

3、キノコバエ対策について

 近年、地球温暖化の気温上昇によりキノコバエの発生被害が拡大しています。あづみ管内でもキノコバエの被害を受けています。キノコバエの対策として、施設への侵入防止が大事になってきます。
  周辺の草刈り、清掃をお願いします。きのこカス等でも繁殖ができるため、生育室や荷造り室のこまめな清掃をお願いします。
 また、降雨後はキノコバエが発生しやすいため、捕虫シートなどで一発生状況を見て対応をして下さい。
  もしキノコバエが発生した場合、きのこ関係者やJAへ報告をお願いします。発見・報告が遅れるほど被害が拡大する場合がありますので直ちに報告をお願いします
      

                                                                                                                           (農産課 大島覚

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