17.02.14
産地直売出荷者に向けて [産直]
JAあづみの関係する直売所へ出荷したい方
JAあづみには、直売所として大別しますと直売のみを行うJAあづみ直営店(スイス村ハイジの里など)と大型店舗内に属するインショップ店(ベイシア堀金店など)があります。
各店舗は出荷ルールや担当者が違うため、新規に加入したい方は、各地域営農センターへご相談ください。
出荷者で店舗毎のストア・ロイヤルティを高めましょう
各店舗によりストア・ロイヤルティに違いがあります。ストア・ロイヤルティとは、直訳すれば「店舗に対する忠誠度」です。すなわち、消費者の店舗に対する信頼度や愛顧度が高いと消費者が物品を購入する際に、利用する店舗となる傾向が高くなります。そのためストア・ロイヤルティを向上させるということは小売業においての重要な経営戦略の一つであります。これを高めるために品揃えや陳列、接客、立地、価格などの工夫が行われています。
出荷者が消費者の立場に立った形で他の店舗との違いを明確にすること、ひとりの工夫と差別化で出荷者みんなが変わる気持ちを持って出荷をしましょう。それにより関係者(出荷者・消費者・業者・店舗従業員等幅広い方)にとって「良い店舗」を築きましょう。
今だけ、ここだけ、あなただけ
万人が満足するサービス提供は「いつでも・どこでも誰にでも」当たり前で感動が薄くなりがちですが、逆に直売所は、常に「今だけ・ここだけ・あなただけ」であり、鮮度に対しては一番の魅力で朝採れた商品がおいしいのは、夜の呼吸で糖分を貯め温度が下がることによりより一層旨味が増す気がします。だから必要な商品を必要な量を見栄えを考慮したパッケージすることにより消費者に喜ばれると思います。
今しかなく・ここにしかない商品をあなただけに届けたい思いが消費者に喜びを与えそのことが、出荷者に返り、活き活きと出荷できます。そんな環境づくりが共感できる重要な要素だと思います。
消費者に選ばれる栽培計画を
これから春に向け種まきや、土作りが始まります。今まで栽培したことのある定番商品。栽培したことのない新商品。化学肥料を減らした栽培。農薬の使用量を減らした栽培。天候に左右されない施設栽培。新たな消費方法レシピを入れた商品。パッケージに工夫をした商品等。想像を膨らましてJAあづみ地元の商品の提供をお願いします。
是非、直売として年金+アルファで収入を得る取組のご相談をください。
(梓川地域営農センター係長 青柳安定)