16.08.14
[そ菜]
8月中は例年、高温干ばつであります。
昨年や一昨年のような気候の場合もありますが、ジュース用トマトやスイートコーン、キュウリ等の出荷中の作物につきましては、土壌の渇き具合に応じて、朝夕の涼しい時間に畝間潅水をお願いします。ただし一度に多量な水を与えますと根を痛める原因となりますのでご注意ください。
タマネギ
播種は定植から逆算して55〜60日前が適期となります。
今後の作業が適期に行えるように、今月中に播種の準備をお願いします。
主な品種の「七宝甘70」「ネオアース」は9月5〜10日の間に播種をしましょう。
量は10aあたり6㎗、シーダーテープでは600m必要となります。
苗床用に1坪当たり、完熟堆肥で10kg、アヅミン苦土石灰1kg、IBそ菜苗床1kg、BM重焼リン200gを施肥してください。
次に床作り(高さ10cm以上で畝幅120cm)を行います。床作りが終了したら、雑草対策として土壌消毒剤のNCS30倍液を使用し、播種の30日前には土壌の表面に均一に散布しビニール等で7日〜10日被覆をします。
その後ガス抜き(深く耕起しなりで表層の3cm位)をしてから7日位で播種をしてください。播種時期を逃したり、大苗となったりすると抽台の原因となります。草丈20〜25cm、本葉4枚、1本の重量が2.5〜3.5gで太くしない良質苗が理想とされます。
詳しくは各地域営農センターへご相談ください。
(穂高地域営農センター 太田駿作)