15.10.19
[そ菜]
ハウスでほうれん草・小松菜の栽培を
《メリット》
・育苗ハウスなど冬場利用しない施設での栽培が出来ます。
・作りやすい品目で販売単価が決まっていますので安定した収入が見込めます。 ・軽量品目ですので、老若男女問わず栽培が出来ます。
◎栽培体系
小松菜
播種時期
10月中・下旬より
(出荷予定時期に合わせた播種となります)
収穫時期
播種後50日〜60日
品種名
アトラス・スパイダー
ほうれん草
種類時期
10月中・下旬より
(出荷予定時期に合わせた播種となります)
収穫時期
播種後40日〜50日
品種名
改良小松菜・楽天
ハウス栽培は、潅水が発芽とその後の生育に重要です。潅水ホースなど水管理が行いやすい様にして、は種後、パオパオで被服をして生育が揃うように栽培をして下さい。又、施肥についても、PH調整が重要ですので各地域営農センターにご相談いただき、契約品目でありますので、出荷日量が決まっており、計画に沿った栽培をお願いします。小面積を数回に分けて播種すると出荷作業がしやすくなります。
たまねぎ定植準備
【タマネギ】
10月下旬から11月にかけてはタマネギの定植時期になります。
昨年は定植時期に雨に降られ適期に定植ができず、根張りが悪くなり凍抜けが多発してしまいました。
早めの圃場準備をして適期に定植できるように心掛けましょう。
【定植前の苗処理】
苗取り作業は根が切れます。根を多く切断すると植え傷みが大きく、欠株の原因となります。根はもちろん葉もなるべく切らないように丁寧に苗取りをしましょう。
また苗の根を乾かしすぎると活着に影響を及ぼします。活着促進に過燐酸石灰50〜70gを水20ℓに溶かした液に浸漬してから植えましょう。
【定植】
越冬前にしっかり根を張らせることで冬期の凍抜けを防止し、越冬後も十分な生育量を確保することにつながります。
活着が良好で、根張りを十分させるには活着してから少なくても15〜20日以上必要なので、定植適期は平均気温12℃のときが目安になります。
植え付け本数は1aあたり3000〜3500です。また覆土した上を足で鎮圧すれば凍上がり対策になります。
詳しくは各地区営農センターまでお問い合いせください。
(梓川地域営農センター係長 青柳安定)