15.06.15
仕上げ摘果で良品質・大玉生産に向けて [果樹]
今月は、品質の良い果実を生産・収穫する為に、良い果実と悪い果実を区分けし、大玉生産の為の着果量調整作業が主なる作業です。
各品目の仕上げ摘果作業終了目安
○りんご
6月下旬までに(満開後60日以内となります)
○なし
補正摘果と合せ7月上旬までに
○もも
6月中旬までに(満開後50日以内となります) 仕上げ摘果終了後、品種によっては袋がけ作業も実施して下さい。
○すもも・プルーン
6月上中旬頃(果実が親指大) より実施して下さい。
果実の肥大状況、果形、傷害の有無、樹勢・樹齢に応じた着果量を考慮して、適期・適正管理を進めて下さい。凍霜害や風害等の影響により思ったように果実を残せない場合は、樹勢調整なども考慮し、結実させて下さい。
○ぶどうの管理
実止まり確定後、摘房、摘粒作業を実施して下さい。ジベ処理品種は、適期を逃がさないよう実施して下さい。
○その他
防除のタイミングと散布量、無風の日を選び、他の作物へ飛散しないように注意し病害虫防除を実施するとともに、残農薬は河川等へ流さないようお願い致します。
今後の管理等詳しくは、各地域営農センター果樹指導員にご相談下さい。
(営農経済事業部果実課係長 石曽根光徳)