15.03.17
[果樹]
剪定の見直しと発芽前管理
温暖化の影響により平年より気温の高い日が続いており、剪定作業・発芽前管理などが遅れないように進めましょう
○りんご
樹全体に、どの枝にも充分日が当っているか、もう一度剪定の見直しをして下さい。合せて誘引作業も忘れず実施しましょう。
また、腐乱病の点検も合せて実施し、被害樹を見つけ次第早期に処理を行い感染が拡大しないようにして下さい。
○なし
剪定作業の見直しはもちろん、誘引は重要な作業となりますので遅れないように実施して下さい、花芽の着生の良い品種では、芽の整理を実施しましょう。
○もも
摘蕾作業の時期となります。貯蔵養分の無駄な消費を減らすことと、作業の省力化に効果的な作業ですので、蕾が大豆 程度の大きさ時期が適期となります。
○ぶどう
剪定作業の見直しはもちろん、誘引は重要な作業となりますので遅れないように実施して下さい。前年度『晩腐病』の発生園では、果柄の切り残しや巻きひげなど組織内で菌糸が越冬しているので誘引と合わせ除去しましょう。
○病害虫防除
品種によっては、中下旬頃より防除適期となります、農機具等点検を行い使用時期に慌てないように整備しておきましょう。
今後の管理等詳しくは、各地域営農センター果樹指導員にご相談下さい。
(果実課係長 石曽根光徳)