14.05.14
大玉生産に向けての管理 [果樹]
摘果作業は品質の良い果実を生産する為の重要な作業となります。 目的としては果実の大きさ・果形・果実品質等を揃える事と来年の花芽の確保、隔年結果防止を目的としています。また、防除についても大切な時期となります。防除は、使用基準と使用方法を厳守し、また農薬飛散防止にも努めて下さい。
りんご
1果そう1果とした予備摘果の実施。管理終了の目安は、満開後30日以内です。
梨
各品種の特性を考慮し、横向きの果台で 3〜4番果の中から果柄が長く、外向きで果形の良い果実を残しましょう。 管理終了の目安は、満開後20日〜30日以内です。
桃
予備摘果は、満開後20日〜30日の期聞を目安に生育不良果・障害果等を摘果して下さい。
ぶどう
芽かき・新梢の誘引・房作り等、開花期前までに遅れないよう実施して下さい。
すもも・ブルーン
生理落果がある為、満開後30日以降で結実が確認出来てから摘果作業を進めて下さい。
(三郷地域営農センター 中村洋一)